【第4回勉強会:さくらねこ活動】 第4回勉強会は野良猫を減らす取り組みである「さくらねこ活動」について勉強しました!
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猫は繁殖能力が非常に高い動物です。 可哀想だからといって不妊去勢手術もせず餌を与えてしまうと、野良猫は爆発的に増えてしまいます。 そんな野良猫の問題の解決策として、現在最も有効であると言われているのが「地域猫活動」または「さくらねこ活動」です。
「地域猫活動」とは、地域の有志が、地域住民の理解と協力を得た上で野良猫の不妊去勢手術を行い、餌場の管理、糞尿の後始末等、一定のルールに従って飼養管理する活動のことです。 野良猫を捕まえて、不妊去勢手術をして、元の場所に返す、この一連の流れのことをTNRと言います。
そして不妊去勢手術で麻酔をかけている時に、耳先をカットして目印をつけます。この目印はとても大切で、すでに不妊去勢している猫を再び捕獲してしまう危険性を防いでいます! この耳先をカットした猫の耳が桜の花びらに見えることから、そのような猫は「さくらねこ」と呼ばれています。 「さくらねこ活動」とは野良猫のTNR活動のことを指しますが、今では地域猫活動と同じ意味で使われることも多いみたいです。
環境省も地域猫活動を推進しており、各都道府県で内容が異なりますが、例えば鹿児島市では雄猫雌猫1匹あたりそれぞれ5000円、10000円の助成金がおります!
公益財団法人どうぶつ基金では全国無料不妊手術を実施しており、申請すれば指定された動物病院で野良猫の不妊去勢手術が無料で行えます!!
鹿児島県では、加治木動物病院とル・オーナペットクリニックの2箇所が指定されています。
この活動は今全国に広がっています。野良猫を減らすことは簡単なことではありませんが、野良猫を減らすことによって年間約8万匹(平成28年度)という多すぎる猫の殺処分を減らせるはずです。 皆さんも興味があれば是非調べてみてください!!
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